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2014年2月14日金曜日

【童話】近藤加代子「子犬のハナ」

近藤加代子さん・作 「子犬のハナ」(童話)です。


童話「子犬のハナ」

チヨと言う小さな女の子がお父さんと近くのコスモス畑へ散歩にきていました。コスモスの花は一斉に咲き気持ちよさそうにチヨは花を見てました。

「チヨ もうそろそろ帰るぞ」
とお父さんはチヨを呼びました。

「お父さんあれなに?」
とチヨはコスモスの花の間に小さなダンボール箱を見つけて指差して言いました。お父さんはその箱に近づくと「クンクン」と子犬の鳴き声がしました。

ダンボールに「もらってください」と書いてありました 早速 お父さんはその箱を開けてみると 小さい真っ白な子犬が毛布の上でおなかを空かして鳴いていました。

「お父さん子犬お腹空いてるのかな?…連れて帰ったらダメなの?」とチヨは言うと 「どうかな?」とお父さんは首をかしげていました。

「うちに犬嫌いなおじいちゃんがいるからなー」
と言いました。でもチヨは ずーっと前から犬を飼いたがっていました。 お父さんは それを知ってて 子犬がかわいそうだから 連れて帰る事しました。

「チヨ…子犬はチヨの部屋からだすなよ…おじいちゃんに見つかると絶対反対されるからな~」
と お父さんはチヨに言って 子犬の入ったダンボールごと持って帰りました。

「ねえ おじいちゃんなぜ犬が嫌いなの?」とチヨは聞きました。
「昔は子供頃大きな犬に噛まれてケガしたからそれから嫌いと思う…」 とお父さんは答えました 。

チヨの家には 両親、 おじいちゃん、おばあちゃん、弟のケンヤがいました。今日は おじいちゃんは旅行に行っていませんでした。

「おや まーかわいい子犬」
「こんなかわいい子犬捨てられて…」
とお母さん、おばあちゃんは言いました。

「うちでかうの?」
弟のケンヤは心配して言いました。

「おじいちゃんだけ犬嫌いだからな初めのうちにしばらくチヨとケンヤの部屋で見つからんようにしとこ」
とお父さん考えながら言いました。子犬の名前は 「ハナ」とつけました。ハナはパンを少し食べてミルクを飲んで 毛布の上で満足そうにしっぽをふってました。


その夜 ハナはチヨの部屋で新しいダンボールに毛布の上でぐっすりと寝ました。次の日 朝早く
「おはよう ハナ 散歩行こうか…」
とお父さんはチヨの部屋へそーっと入って、ハナを抱き上げて外へ散歩に出かけました。

「な ハナ…明日おじいちゃんが帰って来る…見つかったら反対されるやろな…」
とハナを見て心配そうに言いました。ハナはしっぽをふりながらお父さんを見つめました。


散歩から帰ってたら、チヨとケンヤは 朝ご飯食べていました 。お父さんはハナをお母さんに預け仕事に行き チヨとケンヤも 学校へ行く時間になって

「お母さん ハナは大丈夫かな?」
とチヨは心配で言いました。
「お母さん買い物に行く時はおばあちゃんがいるし大丈夫よ」
とお母さんは笑顔で答えました。それを聞いてチヨとケンヤは安心して学校へ行きました。ハナは チヨの部屋で ぼろっちなスリッパでくわえて遊んでいました。


そして3時にチヨとケンヤは学校から帰って来たら、ハナに赤い首輪をしてました。
「ウワーかわいい!ハナ」
チヨは嬉しそうに言いました。

「ワンワンーワン…」とハナは嬉しそうにチヨに飛び付いてきました。
「お姉ちゃん散歩に行こう…」
とケンヤは言うとチヨは
「うん…」
とうなずいて、 ハナを連れて二人は散歩に出かけました。


そして 夜に お父さんが帰って
「オイ!ハナにドッグフードを買って来たぞ」
と笑顔で言いました。

早速お母さんは、ハナにドッグフードをあげました。ハナは美味しそうにドッグフード食べました。
「ハナにこれ買ってきてんけど気に入るかな?」
とおばあちゃんもハナのために犬用のソファー持ってきました。

「まーおばあちゃんも…」とみんなは驚きました。
「あんなダンボールよりこっちの方がいいや」とケンヤは言いました。
「ハナおいで」
とチヨは言いながら部屋の角に置いてるダンボールをのけてソファー置いて見ました。ハナはソファーに上がってふんふんとニオいかいで、座ってしっぽふりました。


そして次の日になりました。 チヨ達は おじいさんが帰ってきたら、ハナの事が心配でいっぱいでした。夕方にチヨとケンヤはハナを散歩に行って済ませ、ハナを部屋の中へ連れて行き、ハナにご飯を食べさせて部屋の戸を閉めてからチヨとケンヤは、居間へ来てTVを見ながら、おじいさんが帰って来るの待っていました。

「ただいま ああ疲れた」
と旅行からお土産やら沢山荷物を両手に持ったおじいさんが帰って来ました。

「お帰りおじいさん」
とチヨとケンヤがかけつけました。

おじいさんは部屋に入ってしばらくゆっくりしてから土産を持ってみんなのいる部屋に入って来ました。その頃、チヨの部屋でご飯食べ終えたハナは
「キャンキャンクンクン…」
と戸を前足でかいて開けようしてました。

チヨ達は おじいさんからお土産貰ったり お土産話を聞いたりしてました。
「おじいさんデジカメを見みてもいい?」とケンヤは デジカメを見つけおじいさんに聞きました。早速、チヨとケンヤはデジカメ 一枚ずつ画面出して見ました。

山の景色や、おじいさんの仲間の写真や色々ありました。
「沢山撮ってきてんな…」とチヨとケンヤは楽しそうに見てました。

「あ これは何?」
「おじいさんの横に小さい犬やわ…小さなかわいい犬…」
「おじいさん犬嫌いじゃなったん?」
と二人は写真見てびっくりして、おじいさんに聞きました。

「それ 旅館の近く家の飼ってる犬やねん…おとなしいかわいい犬やねん…わし犬怖いけどこう言う小さな犬を見てたらついかわいいな~」
とおじいさんは笑顔でいいました。

すると、ハナが「キャンキャンワンワン」と鳴きながら、チヨの部屋から抜け出してみんなのいる所に入ってきてしまいました。

「あ ハナ」
とチヨは呼び名からハナを抱き上げました。

「あれ?子犬いつの間に?」
とおじいさんはびっくりして聞きました。

「あ おじいさん子犬は…」
と新聞を見てたお父さんはおじいさんの顔をみながら、子犬がダンボールに入れられてコスモス畑に捨てられた事から、おじいさんに話しました。

「子犬がかわいそうだから連れて帰ったけど…おじいさんは犬嫌いなので反対されたらどうしょうと思って…」
と心配しながらお父さんは言いました…。

「そうか…わしは犬嫌いとはいったけ?…ただ大きい犬が怖いだけや…」
とおじいさんは言いました。

「あ、そう…怖いと言うから犬嫌いと思ってんけど」
とお父さんは聞きました。

「そうかいな…わしの友達はみんな犬を飼ってるのが多いねん いきなり大きい犬はな怖いだけや」
とおじいさんはハナを見ながら言いました。

「キャンクンクン」
とハナはおじいさんのそばに寄ろうとしました。


「おじいさんハナをはなしてもいいの?」
チヨは訪ねました。

「ちょっと触らして見るかの…」
とおじいさんは少し不安そうに答えました。 ハナを下に下ろすとおじいさんのそばへ行きました。
「ふんふん」とニオイをかいて おじいさんの手をペロリとなめました。

おじいさんもハナを触って抱き上げました。
「おじいさんハナを家においてもいいの」とケンヤは聞きました。

「う、うんいいとも」とおじいさんはにっこりして言いました。そしてハナはずーっとチヨ達と一緒にくらす事になりました。

ハナを飼うようになってから、チヨとケンヤは、毎日楽しくなりました。あれから 1年たち、ハナは大きくなっていました。チヨとおじいさん、ハナを連れて、コスモス畑へ散歩に行きました。コスモス、満開に咲いてました。

「おじいさんここにハナが捨てられた場所なの」
とチヨは指差して言いました。

「ほ…こんなとこにいたのか…ハナ…」
とおじいさんはハナを見ながら言いました。

「ワンワン ワン」とハナは、ゆらゆらゆれるコスモスのニオイをかいて、嬉しそう ジッポをふっていました。おしまい


著者:近藤加代子

こんにちは訪問してくれてありがとう私は脳性マヒ障害者です。手足が不自由で口でしゃべれません。外出の時、車椅子でヘルパーさんと一緒に行きます。

家では四つばいか膝歩きで移動します。話す時、トーキングと言う50音声が出る機械の文字版使って話したり、メールで話しができます。mixiでいっぱい友達を作りたいです。

私は詩や絵 童話を書くのが好きです。犬と猫好きで金魚も好きです。以前はシーズー犬とパピヨン犬を飼っていました。今は金魚だけです。時々、天国にいった犬や猫を思い出して絵を描きます。

今はトトロのぬいぐるみを抱いて寝ています! 障害者作業所にも毎日通ってします。阪神タイガースファンです。スポーツはクラブに入って月2回ボッチャをしてます。頑張りすぎると疲れたら必ず口内炎ができます。そんな時食べるのにつらいです。そんな私ですがよろしくお願いします。